ダイアログ・イン・ザ・ダーク

ダイアログ・イン・ザ・ダーク( http://www.dialoginthedark.com/ )に行って来た。


11月の「ワークショップの作り方講座」合宿にて、夜の宴会企画として「偏愛マップ」をやっみたところ、参加者の2名がダイアログ・イン・ザ・ダークの名前を挙げていたので興味を持っていた。
12月の女神山でのワークショップに、全盲の参加者(隊長と呼ばれている)が来ていたのだが、彼はDIDでアテンド(案内役)スタッフを立ち上げ当時からやっていて、クリスマス企画の割引券を暮れたのだ。(ワークショップ講師の志村季世恵さん自身が、DID企画に関わっている)
購読しているBIG ISSUEという雑誌の先日の記事でも丁度紹介されていて、これも縁だなぁと。


12月の女神山で隊長に出会ってから、夜遅く帰宅した時は玄関を入ってから床に就くまでをずっと目を閉じて過ごすようにしている。
一つ一つの動作に集中することができて、瞑想的な効果がある。
特に私は、何をやっていても頭はすぐに別のことに彷徨いだして考えてばかりいるので、その時その事に集中するのは何か良いことのように思えるのだ。


そんな生活をしていたせいか、元々なのか、安全が保証されている空間での暗闇は、実に心地よかった。
いつまでもこの暗闇の中に留まっていたかった。


面白かったこと。
アテンドが「サンタさんから手紙が来てますので読みますね…」という話をしたのに、それをまったくなんとも思わなかったこと、


帰宅してから「暗闇で文字が読めるわけないのに、全然不思議に思わなかったなぁ」と可笑しくなった。


そういえば、私は明らかに視覚がメインの人間なのに、視覚を奪われるのは楽しいんだ…不思議だなぁ。