薄いエコ派である私は、エアコンも床暖房も、殆ど使わないで1年間を過ごしている。


寒ければ着込めば良いのだ。時々身体を動かせば十分温かい。
暑ければ薄着をして、更に汗を拭けば良いのだ。ダイエットにもなる。
PCが熱暴走しそうなら、タオルで巻いたアイスノンをPCの下に敷けば良いのだ。


その原則をハイドロカルチャーにまで適用した結果、数鉢が壊滅的打撃を受けてしまったことは既に書いたが。


この夏は、熱帯夜を涼しく眠る技を求めて「ベランダ寝」に挑戦してみた。


(写真はベランダに寝具を敷いたところと、フラッシュを止めて映した夜景)
汚れ防止に新聞紙を敷き詰めて、その上にすのこを広げ、その上に寝具を乗せる。
18階なので、虫や蚊の心配は(防犯の心配も)要らないが、気分を楽しむために豚さんの蚊取り線香もセットした。
また、外部の街の灯りが煩わしいので、大きなストールを目隠しに下げることで、ある程度の暗さも確保。
完璧である。


ちょっと失敗だったのは、既に8月も半ばで涼しくなり始めていたこと。
初日は、思いっきり温度調節を間違えて、朝の3時頃あまりの寒さに目を覚ました。
毛布をかぶれば良かったのだが、寝ぼけているものだから、わざわざ寝具を全部ベッドまで戻すという大仕事をして寝直した。


2日目は少し学習したので、近くに毛布をスタンバイして、途中それを広げることで朝までベランダ寝を完遂。
しかし、やはり途中で寒くなって毛布に潜り込むという欠点は克服できず、もうそんなに暑くもないので2晩だけの挑戦であった。


来年は。
是非、暑いさなかに再挑戦!
ちょっとカンボジアを思い出したりしつつ、非日常なキャンプ気分も楽しめる。
こんな楽しいこと、昨年はどうして思いつかなかったのかなぁ。