トルコ5日目はカッパドキアからイスタンブールへ


(写真はギョレメ・パノラマからの風景)


・ムスタファパシャ
・エセンテペのパノラマ
12:00 ネヴシェヒル空港発TK256便
13:15 イスタンブール(アタチュルク空港)着
・ガラタ塔
・イスティクラーク通り
ベリーダンスショー


本日も快晴。ホテルのテラスレストランで昨日と同じ優雅な朝ご飯を食べていると、バンに乗った観光客が外出先から戻ってきた。
どうやら気球ツアーから帰ってきた様子。
最初に調べた時にはかなり乗りたい気分だった気球なのだが、朝早く起きるのが辛かったのとか、出費が色々かさんでいることとか、結構天候によって楽しさが左右されるらしいことなどから、今回見送ってしまった。
しかし、この日は風もなくて最高の晴れ具合で、どう見ても気球日和。ちょっと残念だったなぁ。



(写真はムスタファパシャ近くの洞窟カフェ Balta’nın Yeri (Saklı Vadi) の様子)
◆ムスタファパシャ


これまたまったく行く気の無かったムスタファパシャ。かつてギリシャ人が移住していたシナソスという街。
時間が余っているので連れて行かれたのだが、今日のガイドはオヤさんではなく、代理の人。
行ってみたは良いが、ガイドさんは別に何を説明するでもなく、どこに何があるのかもわかってない状態で、まったくの時間の無駄であった。
どうせなら行き損ねてたチャウシンに行きたかったな。
ムスタファパシャも教会の中に入ったり、建物を説明付で見て回れば、また違う感想になるかも知れないけれど。


そして観光ポイントではないんだけど、その近くにある謎の洞窟カフェに連れて行かれた。宿泊もできるっぽい。
どうもアートなおじいさんが個人で持っている住宅みたい。
かなーり面白空間で、映画のセットみたいな世界だが、居心地も良さそう。
同行の友人は「ここでカフェウェディングしたーい!」と結婚の予定も無いのに叫んでいた。


◆エセンテペのパノラマ


飛行機までの時間を気にしつつ、カッパドキア最後はギョレメ・パノラマまたはエセンテペのパノラマポイントへ。
カイマクル地下都市ほどではないけれど、いくつか土産物屋が出ていたので、ここで最後の買い物をして、写真を撮る。
パノラマを目の前にしたカフェがあり、時間があればここで一息入れたいところだけれど、惜しみつつ後にする。
1時間半ほど車に揺られてネブシェヒル郊外の空港へ。無事に手続して順調にイスタンブールへ戻ったのであった。


かなり満喫したカッパドキアだけど、当初の旅行会社の「2泊3日も居たら退屈しちゃうかも」はまったく当てはまらなかった。
むしろもう1泊くらいあっても丁度良いくらい。
そして思った以上に狭い範囲に観光スポットが集まっているし、道はキレイに整備されているので、これなら次はバイクを借りて回ったら面白そう。


今回カッパドキア旅行とベリーダンスショーを手配して貰ったのは、現地友人が学校行事の旅行手配などでお世話になっている
KUTLU TOURS(クトゥル・ツアーズ) http://www.kutlutur.com.tr/
工藤さんという日本人女性がとても親切に対応してくれて、結果的にどの手配も大満足。良かった良かった。



(写真はここから自分のカメラで撮影した物に戻る。ガラタ塔を下から撮影)
◆ガラタ塔



(写真はガラタ塔の上から、対岸の旧市街方面)
イスタンブールに戻って、午後から観光開始。
今日は夕飯がベリーダンスショーなので、そこから離れないように新市街側のタクシィム広場やイスティクラール通りというプランを立てる。
高いところ好きとしてはずせないガラタ塔から観光開始。
写真で見える通りの小さな塔なのだが、初日の写真にある通り、ガラタ塔自体が丘の頂上に立っているので、塔の高さ以上に眺めが良いのだ。


タクシィム広場までバスなどで出て、トラムで終点まで行き、そこから歩いてガラタ塔へ向かったのだが、あんまりサインも無いし、塔が見える訳でもないし、楽器のお店が多い路地を歩いていくと突然発見する。
そしてトラムの終点からガラタ塔までは下りなので、帰りは上りになってしまうのだった。
(写真はイスティクラール通りを走るトラム。本数も少なく輸送量は少ないので観光客向け)


(写真はガラタ塔近くの路地にて貰った餌を食べている野良猫たち)


イスタンブールは小さな路地を歩いている時が一番楽しい。
センスの良いビルや、趣のある坂道が突然現れて、街の風景を彩っている。
そして、何処に行っても猫が多い(笑)。どうもイスラム教では猫を大事にする傾向があるらしい(ネットで調べるとそんな話が出てくる)。
その上イスタンブールは港町。猫にとっては天国か。



(写真はトルコ名物伸びるアイスドンドゥルマ…のはずだが、冷えすぎてすっかり固まってしまっている)
◆イスティクラール通り



(写真はイスティクラール通りの様子)
夕方の喧噪を楽しみつつ、目抜き通りであるイスティクラール通りをタクシィム広場に向かってそぞろ歩く。
すごい人通り。たぶん半分くらいは観光客じゃないだろうか。
トラムは通るが、歩行者天国なので歩きやすく、それほど見たいような店があるわけではないのだが、しゃべりながら歩いているとなんとなく楽しい。
途中の本屋でバス路線地図10YTLも買って大満足。


イスティクラール通りを少し外れた処の仏蘭西小路は、クッションカフェなどが並ぶ坂道。
また魚市場と呼ばれる通りやその脇にあるチチェッキ・パサジュは魚料理が美味しいレストランが立ち並ぶ小路。
夕飯にはこの2つの路地がオススメ。


(写真は仏蘭西小路と呼ばれる坂道とチチェッキ・パサジュというレストラン街)


◆Kervansarayでベリーダンスショー


夜はベリーダンスショーで夕飯。
旅行会社の指示によると、それなりのお洒落な格好で行けと。持ってきてないし!という訳で友人から服を借りて行く。
またショーが始まってしまうと食事ができないから、少し早めに行くようにとのこと。
行ってみると、我々の座席は舞台かぶりつきの場所だった。
個人客は我々と隣のテーブルのドイツ人女性2人連れくらい。それ以外は殆どが大テーブルに団体客らしい。


どうして隣のテーブルがドイツ人だとわかるかというと、テーブルの上に国旗が立っているからである。
当然我々のテーブルには日の丸が立っている。
これは、ショーの中の陽気なおじさんライブの時に、各国に合わせて色々と歌を歌うからだというのが後で判明。
日本代表はご存知「スキヤキソング=上を向いて歩こう」であった。



(写真はベリーダンスショー)
ベリーダンスが4人と、その間に民族ダンスや、歌のショーが混じっている構成。
民族ダンスではお約束って感じでお客さんが舞台に引っ張り上げられる。かぶりつきテーブルにいる私たちなど格好のターゲットなので、同行の友人2名とも連れて行かれてしまった(笑)。
ベリーダンスが始まってしまうと、会場は暗いし、写真を撮るのに忙しいし、舞台に引っ張り上げられてしまうし、なかなか食事ができない。
友人はまだ食べ終わってないメインの皿を持って行かれてしまって嘆いていた。


ここで一番盛り上がっていたのはインドからの客。
ショーが終了後にわか仕立てのクラブになったフロアでノリノリで踊っているインド人観光客(髭オヤジだらけ)達を後にして、我々は帰途に就いた。


いやはや今日も長い一日であった。


朝飯:ホテルバイキング/昼飯:忘れた/夕飯:Kervansarayでコース