トルコはイスタンブールに来ております。


(写真は巨大なモスク、スュレイマニエ・ジャーミィ。ただいま修復中)


カンボジア協力隊時代の同期が、日本人学校の先生として4月に赴任したので、彼女を訪ねて遊びに来ているのです。
トルコは15年前くらいから、ずーーーっと来たいと思っていた国なので嬉しい。


早速ですが、楽しいよ<トルコ。
食べ物美味しいし、見所多いし、人がすごーく親切。


金持ってなさそうに見えるのか、いままでのところ客引きなどに声をかけられることもなく。
満席だった飛行機の客はどこへ行ってしまったのかというほどに日本人を見かけないし。



(写真はエミノニュにて釣り人。対岸の丘の上にガラタ塔が見える)
8/1(土)は東京羽田発16:15で17:30関西国際空港着。
大阪の飲み仲間を呼びだして、空港で飲むのにつきあってもらった。
久しぶりに会えて嬉しいのだが、久しぶりな話をすれば良いのに、ついつい酒が旨いかどうかとか、目先の楽しい話ばっかりしてしまう、いつものパターン。
ワイン2本開けたっけ?ビールも美味しく。
十分にできあがってから22:30イスタンブール行きに搭乗。
この時、空港からさっきの飲み仲間や、トルコの友人にメールを出しているのだが、友人に言われるまで完全に忘れていた。


隣に座ったトルコ美人は、島津製作所で働いているエリートさん。
もっと話をすれば良かったのだが、こちらもいい加減酔ってるし眠いしで、最初の食事が終わった後は映画も見ないで爆睡してしまった。
窓際キープしていたがイマイチ寝心地は良くなくて、浅い眠りを繰り返して12時間。



(写真はボスポラス海峡にかかるボスポラス大橋
とその脇に建つオルタキョイ・ジャーミィ)
現地時間3:30頃に朝飯食べた後もうつらうつらしながら、5:15イスタンブール到着。
入国審査までは大勢の人が並んでいたのだが、荷物受け取りあたりになると、もう誰も居ないし、空港の到着口出ても地下鉄への行き方はよくわからないし、なんとも閑散とした空港を抜けて地下鉄へ。
周囲の人にいちいち教えて貰いつつ友人宅に向かった。
朝のラッシュ時間で、人にまみれながらバスで移動。結構大変だったが、本当に周囲の皆さんが親切。



(写真は海峡に面して建つ優美なドルマバフチェ宮殿)
無事、友人と合流して一旦荷物をお家に置いて、9:00観光開始。
本日はボスポラス海峡クルーズに出かけた。
10:35発の定期便に、スゴイ数の観光客が気合いを入れて並んでいる。
我々も早めに並んで3階のデッキ席左海側をゲット。
左側というのが観光ポイントが多いのでミソなのである。




(写真は船の中で買ったチャイと、ヨーグルト)
程良く晴れた天候で、心地よく潮風に吹かれて最高。
船に乗る前に有名なごまパン「シミット」を買い、船の中で売りに来る「チャイ」を頼んで、船では途中のカンルジャで積み込んできたヨーグルト(チーズケーキみたいな味がした)を食べて、順調に「トルコ名物リスト」をクリア。



(写真は華やかなスカーフのお嬢さん達越しに黒海方面)
終点のアナドル・カヴァウには12:45頃到着。
炎天下を「あちぃ〜」といいつつ丘の上の砦へ。
砦からは遠くにぼんやり黒海が見えた。



(写真は高台にてボスポラス海峡を臨むカフェ)
港に下りて昼飯にしようと思うのだが、足はついつい途中のカフェで止まってしまう。
「一杯だけね」とビール。ビールは1杯5TL。
皿一杯のポテトフライが5TLで、食べ物頼むと食べ放題のパンが出てくる。


ボスポラス海峡を見下ろすテラスで飲むビールは最高!



(写真はアナドル・カヴァウの船着き場のにぎやかな雰囲気)
港まで下りてきて、たくさんあるレストランのどこにしようかと迷う。
結局船が到着するときに激しく手を振っていた港はじっこのテラスレストランに。
白身魚の塩焼き、フライをレモンをかけて食べる。噂に違わずパンが美味しい。
ビールの次は、よく冷えた白ワインを貰う。
最後にフルーツとトルココーヒーで締めて、2名で85TLだった。



(写真はボスポラス海峡沿いの素敵なお家。こんな処に別宅持ってみたい)
帰りは良い席が取れなかったので、1階の出入り口デッキに座って過ごした。
ほろ酔いに潮風浴びているだけで気持ちいいなーと思っているウチに戻ってきたしまった感じ。
イランから観光で来ているというお嬢さん(しっかりスカーフかぶっている)とおしゃべり。
イランなんて、紛争ニュースくらいしかで知らない私ににとってはワンダーランドなんだが、そりゃ住んでいる人にとっては普通の国なんだよな。と実感。
綺麗な英語を話すお嬢さんに言わせると、外国語クラスでは日本語の選択肢もあるんだとか。
逆にするなら日本で外国語授業の選択肢にペルシャ語が入っているってこと。すげーぇ。ありえねぇー。
「とても綺麗な場所が沢山あるし、歴史的な場所も多いから、是非来てね」と言われましても、ちょっと微妙…という感じ。



(写真はオルタキョイの露店バザールの様子)
終点のエミノニュまで行かないで、途中ドルマバフチェ宮殿脇の停泊所で降りて、バスにて北上。
日曜日しかやっていないというオルタキョイの露店バザールに行った。
結構な人出で、ふらふら見て回っているだけで楽しい。
テーブルクロスを母へのお土産に購入。10TL。



(写真はオルタキョイのカフェからボスポラス海峡)
歩き疲れてカフェに入り、オレンジジュース7TLと水タバコ13TLを頼んで、だらだら時間をすごす。
こういう時間が休暇旅行の醍醐味〜って感じ。
20:30頃、名物のどでかいベイクドポテトを夕飯代わりに1つ購入して、ようやく暗くなってきた街を後にしたのだった。
(写真は名物のベイクドポテト。ピンクのソースはビーツ&マヨネーズ。見た目に反して甘くない)


お家で、エフェスビールを傾けつつ、ベイクドポテトをつまんだが、大きいし腹減ってないしで半分くらい残して就寝。
いやぁ長い一日だったなぁ。


朝飯:シミット/昼飯:アナドル・カヴァウのシーフードレストラン/夕飯:オルタキョイ名物のベイクドポテト