モスクワ2日目。日曜日。〜ボリショイ劇場で爆睡〜

(写真は「赤の広場」の様子。ちなみに「赤」というのはロシアでは元々美しいという意味なのだそうだ)


旦那Dの宣言により、本日は朝寝坊の日。
普段5時間未満睡眠を余儀なくされている私にとっても文句ないところだったのだが、実際には就寝後6時間ちょっとで自然と起床してしまった。
時差ボケってナニ?
飛行機の中で何時間も眠って過ごすと、それで体内時計がリセットされてしまうらしく、いままで長時間の飛行旅行でも時差ボケになったことがない。


外はまだ暗かったが、写真を整理して日記(これ)を書いて過ごした。
途中むちゃくちゃ腹が減ったので台所へ行って置いてあったパンをこっそり囓る…


子供達を支度させて一緒にでかけようとすると大仕事である。
いくら朝寝坊したといえ、支度が整って家を出たのは12時頃であった。
修学旅行キャンプにでかける上の息子の荷物を載せて、車で赤の広場へ。


(写真は「グム百貨店」の美しいアーケードの様子)
あまりに寒いので広場の観光もそこそこにグム百貨店へ。
3階建てのショッピングモールである。
ずっと以前は野菜市場などもある普通の市場だったそうだが、今はブランドショップが建ち並ぶ高級ショッピングモールである。
中に入っている食料品スーパーもとっても高級。紀伊国屋みたいなもん?
撮影禁止なので写真が無くて残念だが、ディスプレイがキレイで美味しそう。



そこの中のカフェテリア形式の食堂でランチ。
ロシア料理のカフェテリアだったのが素敵。
M子お勧めのキノコのグラタンと、メンチカツみたいなのと、そばの実みたいな付け合わせと、ビーツのサラダを選ぶ。キノコのグラタン美味しかった。


カフェテリアの脇に置いてあった飲み物の自動販売機を見て、旦那Dが興奮!
どうしたのかと思ったら、その自動販売機は彼が子供の頃(ロシアにいた頃)見たことがある、既にアンティークと言って良い珍しい代物なのだそうだ。
小銭を入れて、コップを置いてボタンを押すと飲み物が出てくる仕組み。
他にもご老人のカップルが喜んで記念写真を撮っていた。


食事の後は、旦那DがDVDショップへ、M子は薬屋、子供達がアップルストアへ、私はぼーっとモール見物。モールの中は温かいのが助かる。
ウィンドーショッピングの後は、カフェで一息してから、旦那Dや子供達とここで分かれて観光へ。

(写真は聖ワシーリー聖堂。この色彩感覚どーよ?)
赤の広場に面したお菓子の家みたいな教会、聖ワシーリー聖堂を見物。内部はあちこち修復中。
赤の広場周辺に出ているテントのお土産屋さんを冷やかしてから、地下鉄2号線チェアトラーリナヤ駅からマヤコフスカヤ駅へ。
既に時間が16:30で、見たかった美術館には入れなかったので、ぶらぶらとトヴェルスカヤ通りを赤の広場の方角へお散歩。
途中、エリセーエフスキーという、ソ連時代には高級官僚御用達だったという更に高級なスーパーマーケットを見物。
どこの国でも食料品とか売ってるところ(市場だったりスーパーだったり)は見ていて飽きないなぁ。
本屋にも寄って、モスクワの道路地図を散々検討した上で購入をやめる。
地図大好きで、どこに行っても地図買って来ちゃうんだけど、帰ると見る機会が無いのだ。
表記がロシア文字で読めないし…
(写真は聖ワシーリー聖堂内部のイコン)

カメルゲルスキー横町のカフェで軽食を夕飯代わりに食べながら、これから見るオペラの時代背景とストーリー説明をM子から受ける(笑)。
そしてボリショイ劇場へ。
毛皮きたおばさんとか居る世界で、シャンパンなど傾けつつ開演を待つ…ここまでは良かったのだが…私はやっぱりオペラはダメだったことが再確認されてしまった。


クラシック音楽も歌も舞台もミュージカルも好きなのだが、どうしてもオペラだけはダメらしい。
ダメっていうのは…つまり、つまらなくて、起きていられないのだ…
面白いことに大勢がうたっている合唱状態ならば大丈夫なのだが、ソロになった途端にまぶたが落ちて
くる…凄い催眠術みたいに起きていられない…


(写真は(仮)ボリショイ劇場内部)
隣の開演前からあくびをしていたアメリカ人のおじいさんも、奥さんに小突かれつつ、最初から最後まで爆睡していたのがせめてもの救い…


以前のニューヨーク旅行でミュージカル「オペラ座の怪人」を見るときに起きたことと同じコトを繰り返してしまった。
はい、ごめんなさい、オペラファンの皆さま。冒涜になるので、私はもう二度とオペラは観ないようにします。
…もしかして一流品なら大丈夫かと思ったんだけどなぁ…


オペラで眠りすぎて(爆)ちょっとぼーっとしながら帰宅。24:00頃就寝。


朝飯:キッシュとかぶどうとか/昼飯:グム百貨店3階のロシア料理カフェテリア/夕飯:カメルゲルスキー通りのカフェ