気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ (ソフトバンク文庫NF)

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ (ソフトバンク文庫NF)

10年前と違って、割と部屋はキレイしている方だし、職場の机の上も実にスッキリキレイなもんだが、なんとなく人生が散らかっている(笑)ような気がして手に取った本。


そして、まさしく答えを手に入れることができた。
この本を読んで手帳を買い換え、それが今だいぶ人生の整理整頓に役に立っているのである。


正しい読み方は、前から順に読んで、書いてあることを徐々に実行していくことらしい。
が、私にとっての最大のメリットは「STEP2 毎日の管制塔を持つ」であった。
(STEP1はまだちゃんと実践できていない)


STEP2章は、どういう手帳を持って、それをどう使えば良いかという、手帳術の話であった。


私の手帳は1999年ずっと能率手帳(WIC1タイプ) http://shop.jmam.co.jp/ だった。(その前の数年間はZAURUSだった)
カンボジアに居たときも日本から取り寄せて使っていたほど。
が、どうも昨秋くらいから、スケジュール管理がちゃんとできていないという実感があった。
同時進行している事が多すぎて、私の手にも、脳にも、手帳にも余る…そんな感触。


そこで、2010年は手帳を変えてみた。超整理手帳 http://moura.jp/lifeculture/datebook/ にしてみたのだ。
そして、事態はさらに悪化してしまった(笑)。
大切な用事を忘れる、予定をダブルブッキングする…もう最悪である。


決して手帳が悪いわけではない。
私の生活と手帳が合わないのだ。
その証拠に過去10年間は能率手帳で上手くやってこれた。
2009年秋、私の何かが変わったのだろう。
だから今までの手帳ではうまく生活できなくなってしまったのだ。


実はここ2年間ほど「気がつくと…」で紹介されている手帳とまさしく同じフォーマットを自分作り、A4の裏紙に印刷して、毎日の仕事の管制塔として使っていた。
ただ、書かれていた方法と私が違うのは、それを手帳として過去・未来分も一緒に持ち歩くかどうかであった。
持ち歩けるものなら持ち歩いて、一箇所に情報を集めた方が良いのは分かる。
が、なるべく手ぶらで歩きたい私には、A4紙の束を持ち歩く気力は無いのだ。


そんな訳で吉祥寺LOFTの手帳コーナーへ。
探してみたら「気がつくと…」と同じフォーマットの手帳があった。
フランクリン・プランナー http://www.franklincovey.co.jp/products/ である。
どうもこの手帳は「7つの習慣」「目標設定」などとセットで語れることが多く、手帳にそこまで自己主張して欲しくなかった私は「なんかうさんくさい(笑)手帳だな」と思っていた。
しかし、これこそがまさしく欲しかったフォーマットの手帳なのである。
しかも、普通こういう1日2ページ仕様だとノートサイズになってしまうのだが、フランクリン・プランナーではポケットサイズがある!


オリジナルという一番ポピュラーらしいレフィルは何故か12時間表記で24時までしか書けないダサダサフォーマットである。
が、ユニバーサルというレフィルでは24時間表記で25時まで書ける。しかも凄く紙が薄くて軽い!
1日分が2ページというレイアウトなので、365日分というと3cmくらいある。
全て持ち歩くのは難しいので、3ヶ月分程度を持ち歩くのだが、紙が少しでも薄くて軽いのはありがたい。


残念ながらいろんな有名どころの手帳
ほぼ日手帳 http://www.1101.com/store/techo/
MOLESKINE http://www.moleskine.co.jp/
・Filofax http://www.filofax.jp/
クオバディス http://www.quovadis.co.jp/
どれも要件を満たしているフォーマットではなかっった。


勢いこんで購入したのが3月12日(金)。
帰宅してよく見てみたら4月からのダイアリーであった(笑)。当たり前か。
よって3月分については、2011年のを曜日だけ書き直して使った。


半月使ってみて…だいぶ、生活が落ち着いてきた気がする。
山積していたToDoが少し片付いたし、まだまだToDoは山積したままなんだが、なんとかなるという実感があって、気持ちが楽になった。
あと、毎日手帳にToDoを記入するのが何故か少し楽しい(笑)。
…この「なんとなく楽しい」はMBTウォーキングでも同じだが継続のためにはとても重要。
手帳一つでずいぶんと違うものだ。


忙殺されてどこかが変になっている方には、手帳の見直しをお薦めしたい。
手帳の値段は数千円〜1万円程度。
フランクリン・プランナーはレフィル¥4,935+バインダー¥5,050。それで平穏な生活が手にはいるなら安いものではないか。


朝飯&昼飯/イチゴ、オートミール、炒飯、餃子