15年ぶりの同窓会。


1984年〜1992年頃、私は同人誌を作っていた。
高校〜大学時代はオリジナルジャンルというものだったのだが、1987年以降はアニパロをやっていたのだ。
仙台や大阪に日帰りで同人誌イベント参加しに行ったし、何日も徹夜しながら仕事帰りに印刷所へ通って入稿したし、オンリーイベント主催したこともあったし、夏のコミケでビキニ姿のコスプレもしたし、声優を追っかけてハワイツアーに参加したりもした。
恥ずかしくも懐かしい20代前半の思い出である。


ある時突然やめたのは「向いてない」と思ったからだ。
圧倒的な才能の違いを見せつける多くの人たちと出会って、ワイワイ一緒に混ぜて貰っているウチはもちろん楽しいけれど、自分の一生の仕事として選ぶには私の力が足りないと諦めがついたのだ。
丁度そのころ実家を出て暮らし始めたり、SE職に転換してプログラミングに夢中になったりしてたせいもある。
そんな訳で同人生活からは足を洗ったのだけれど、あれだけ頑張れた経験は自信の支えになった。
その後趣味として選んだ語学サークルやパソ通も、どこか同人業界に通じるコミュニティだったので、身に染みついたヲタク嗜好ってのは変わらないものだなぁと可笑しかった。


そんな某アニパロジャンルの同人仲間…一緒にかなり馬鹿やった仲間達との15年ぶりの再会!


…変わってない…あまりに皆が変わってないので驚く。
妙齢な女ばっかり20人も集まって、この既婚率の低さは一体…
夢見る乙女だから歳をとらないのか…
いやはや楽しかったなぁ。