目の前の電光掲示板に合わせて「10…9…8…」。 つい、カウントダウンの声が大きくなる。 「3…2…」まだ20歳のカツミの胸も、後少しで止まってしまんじゃないかというほど、大きな鼓動を刻んだ。 「ゼロ!」 カウントゼロと同時に船内はベルトを外す慌ただしい物…
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