シータヒーリング作者: ヴァイアナ・スタイバル,シータヒーリング・ジャパン,山形聖出版社/メーカー: ナチュラルスピリット発売日: 2009/11/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 36回この商品を含むブログ (24件) を見る

先週の三連休は友人の紹介でシータ・ヒーリングというのの基礎セミナーに行ってみた。
http://thetajapan.com/ 講師は⇒ http://www.nextsense.jp/


サイトを見て貰えばわかるが、スピリチュアル色全開。割と…またはかなり、怪しげである。
スピリチュアルワールドと無縁に生きてる身としては、どんなイってしまっている受講者、または深刻な悩みを抱えてすがる人々が集まるのかと偏見を持って行ってみたが、集まった12名の受講者は別に普通の人々であった。
ちょっち裕福系。
ブランド品じゃないけど小綺麗な格好をしていて、有機野菜とか高くても買っちゃったり、良いというセミナーや医者なら遠くても通っちゃったり、そういう情報もいっぱい持ってる系。
そりゃそうか。
3日間で¥45,000というのはワークショップ慣れしている私としては「むしろ安い」位の感覚なんだけど、普通「わけわかんないものに¥45,000は高い」だろうしね。


サイキック(超能力者という意味だよね?)だという講師の方から「チャクラは…皆さんよくご存知みたいだから説明飛ばしますね」なんて言われて、微妙に目を白黒させながらの参加であった(笑)が「サイキック?うん、アリかもしんないね」「霊?あー、居ても別に困らないよ」程度に思っているので問題なし。
講師の方は心理学やら、仏教やら、量子力学やらを色々勉強なさっていて、私的にはとてもわかりやすく、また共感できる話が聞けて良かった。


例えば「守護天使(または守護霊)と話してみましょう」ワーク(!!)では、「守護霊…ま、そんなものは居ないんですけどね」という説明つき(笑)。
そうやって名前を付けて概念としていることと、その後ろで伝えたいことを、両方ちゃんと説明して貰えたのが良かった。
以前から微妙に言えなかったこととして、私は実は「天使」が大嫌いで、天使好き女子とか天使モチーフアクセサリとかが、ウザくて仕方なかったのだが、今回の講師の方の説明を聞いてかなーり納得。これからは心温かく天使好き女子も見守ることができるだろう(笑)。


シータ・ヒーリングはまだ歴史が10数年しか無いのだが、開発者であるU.S.Aアイダホのヴァイアナ・スタイバル著作「シータ・ヒーリング」も日本語訳が昨年発行されたばかり。
講座ではその著作もプレゼントしてもらったので今読んでいるのだが、この本はタイトルやら広告文句やらでだいぶ損している気がする。
帯に書かれた「上昇して、創造主に尋ね、共にはたらくテクニック」とか、シータ・ヒーリングで○○が治ったとかって、普通に「ひく」よなぁ。
すごく端的に書いちゃうと、例えば「思い込みのパターンを取り去らないと、自分から病気になる」とか「思考が人生を形作る」とか「見える化しないと夢は叶わない」とか、普通にビジネス書に書いてあるような事が…事がというか、事もというか…書いてあって、割と実用的なのだけどね。
もちろん同時に創造主だ、神だ、チャクラだ、霊だ、過去生だといったスピリチュアルな事も書いてある訳なので、これをビジネス書て言ったら嘘だけどサ。


少し前の記事で
人が挫折を通じて大人になるならば。私はまだ大人ではない。
人が痛みによって連帯しあうならば、私は誰とも繋がることができない。
愛が自己愛、同性愛、異性愛という形態で成長していくのならば、私は自己愛で成長を止めたままである。
と自戒を込めて書いたばかりなのだが。


シータ・ヒーリングを学んでみて
挫折なんかしないで済むならその方がいいジャン。
痛みによって連携しなくても、喜びで連携すりゃいいよな。
成長しなければならないってことねぇだろ。別に大人にならなくてもいんじゃね?
じゃぁ、今のままで全然おっけー!万事問題なしジャン!!…と、元にもどってしまった。早い(笑)。


つまり「苦しまなければ得られない」的な思考パターンを無理に覚えようとしなくても良いんじゃないかということだ。
別にそれで生きてて困ってないんだしね。


数ヶ月前のファシリテーション関連の場で「私たちって『強烈な自己肯定』してるよね」という話が出たことがあり、印象的だったのだが。
なかなか良いんじゃね?『強烈な自己肯定』。
「他人を愛するにはまず自分を愛しなさい」…変換…「他人を肯定しようと思うなら、まず自己肯定しなさい」。


そこまで「強烈」でなくても良いだろって、周囲の方々は微妙に迷惑かも知れないけど。
まぁ、諦めてくれ。ってことで。