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本日のWii体力測定結果:53歳
いかん、練習不足だ。
会社の方がごたごたした週。やっと週末だ。久しぶりのWii。
月曜日はいつもの人材育成プロジェクトミーティングがあって、終わってから遅くまで飲んじゃったので、Wiiできなかったのだ。
火曜日の夕方、上司の上司から電話があって「今年の昇格に推薦しておいたから。面談は金曜日だから」と。
いつもは昇格推薦対象者ってのは、もうちょっと早くに決めているし、今年は上司からケチョンケチョンに言われている…特に、マネージャになることについて「まだ無理だろ」ということを言われていたので、絶対に推薦は無い物と思っていただけに、青天の霹靂。
そんな訳でWiiやっている場合ではなく、毎晩面談用の5分プレゼンの準備に追われていたのでありました。
今回はテーマを「モチベーション維持」にしてみた。
昨夜なんか、できあがった原稿の時間を計るため、10回くらい読んじゃった。
そこまで準備して来ている他の対象者(グループ面談だったのだ)は居なかったので「ちょっちイヤミor一人で気合い入りすぎな感じ?」とも思ったけど、お偉いさんを前に、この私が意外と緊張したので、完璧準備をしていって良かった。
昇格しちゃうと給料下がるかも知れないとか、私自身が今の部署に居る限り、マネージャとか言っても実績が伴ってないのが嫌だから、異動してからにして欲しかったとか、色々思惑はあるわけだけど。推薦してくださるのなら、受けて立たねば、合格せねば。
ところで話は変わって今の上司の話。
ケチョンケチョンに言われているが、言われるのはあんまり堪えない…それがイケナイのか…ので良いのだが、あまり良い関係でないのは、なんとか改善したいと思っている。
IT雑誌を読み返していて「リーダーが上司と衝突すると、そのチーム全員の評価が下がる」という、言われてみれば当たり前の記述を見つけたからだ。
リーダーはチームを守る義務がある。上司と衝突している場合じゃないのだ。反省。
いままで、自分から嫌うことはあっても、仕事上で嫌われたことが無いので戸惑う。
…上司は「別に嫌っているとかいう問題じゃない」と言うだろうし、そういう扱いを受けているのは私だけではないのだが。
正直なところ、オフィスの真ん中で私に向かって
「○○(私の部下の名前)にこんな研修行かせるの勿体ないだろ?」
とか大きな声で言う人を上司として認められない。
「またお前が『○○くん、研修行って来たら?』とか薦めたんだろ」
って言うので
「そりゃ、薦めますよ。それも上司の役目でしょう?」(ニコニコ)
「やめとけよ。そんなこと。こいつ辞めないだろうな」
「ダメですよぉ。人材育成プログラムで、上司は部下に研修受講などを薦めるようにって、決めたじゃないですかー。○○も、来期から始めるプロジェクトを任せることにしたので、今はプロジェクト計画づくりに燃えてますよー」(ニコニコ)
「ホントかよ。1年以内に辞めたら責めるぞ」
「ホントですよぉ」(ニコニコ)
と反論したけれど。
内心、煮えくり返るかと思った。
ウチのカワイイ部下を「研修に行かせるなんて勿体ない」「辞めないだろうな」などと、本人は居ないが、皆の聞いてる場所で大声で言いやがって、許せねぇ。
「本人に訊いてみろ。15万円で研修行くのと、ハワイ行くのとどっちがいい?って」
とか言うのだが、私の頭ではこの質問自体が意味不明。
「いや、それなら私だってハワイがいいです(・_・)」
と答えておいたけど。何が言いたかったのだろう…
休みを取ろうとすると「オレは休みを取ってないのに、何休んでるんだよ」と決まって言うのも…思わず「自分で休みも取れないほど制御能力ないんですか?」とツッコミたくなってしまうのだが…そう言う訳にもいかず、なんと答えたら良いのか困って絶句してしまう。
本人は軽いジョークのつもりなのかなぁ…「忙しくて大変ですね」とか言って欲しいのかなぁ…
いや、確かにウチのメンバーは当日休が多くて常識はずれな状態なので、そこは私もどうにかしたいんですが…
最初にその上司の存在を意識したのは、評定会議の席。
別のマネージャに向かって
「お前、もっと部下本人をよく見てやれよ。ダメだって決めつけて見ていたら本人だって伸びないだろ」
と、その場がハッとするような良い発言だったので、私は末席から一方的に、良い上司だなぁと拍手を送ったのだった。それが第一印象。
だからその上司が昨秋にウチのチームの担当になったときも、とても好意的に迎えたのだったが。
直接ゆっくり話してみた時、すごく頭の良いひとだなぁと、だから話もしやすいんじゃないかなぁと思ったのだが。
なんかボタンが掛け違ったみたいに、よかれと思ってした事が批判される連鎖に入っている。
ちょっと痙攣的に反応が返ってくる感じで、どうすればツボで喜んで貰えるのかがわからない。
怒らせたい訳じゃないんだがなぁ。
なんとか今よりはマシな状態、せめてニュートラルに判断して貰える程度の状態まで戻せるよう、こちらからの好意のボールは投げ続けなければ。
あんな言われ方しちゃうと難しいのだけれども。
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私、卑怯な感じのテクニックは大好きなので、この本がとても気に入った。1日というか2時間位で読み終わってしまった。
今日、一緒にリーダーやっている、真っ直ぐでありたい同僚に「腹黒い感じの本だけど、それで良かったら読んでみる?」と押しつけるように貸してきた。(w
どんな感想を聞かせてくれるだろうか。
最後の章で人の性格モードを「厳父」「慈母」「なんとかかんとか実直(忘れた)」「自由奔放」「甘えん坊」の5つに分け、プラス2つのモードの組み合わせを、上司や部下のタイプとして説明しているのがあった。
直感的には、私の上司は「厳父+自由奔放」モードのような気がした。
で、ずうずうしいのだが、私は「慈母+実直」モードのような気がする。ずうずうしいというのは、この組み合わせはリーダーとしての評価が高いからなのだが。
そんでもって「厳父」⇔「慈母」、「自由奔放」⇔「実直」ということを考えれば、衝突するのも無理はないかな?と思う。
…衝突したくなければ、自分キャラを抑えて、上司キャラなら何を望むかを考えるようにすれば良いのだろう。
上司なら「気に入らない」と言って衝突するのもアリだが、これが顧客だったらそうはイカナイ。
シミュレーション練習だと思って頑張ろうっと。