恒例「映画の日」

とりあえず下書き。後で清書

ディパーテッド 70点
インファナル・アフェア』のハリウッドリメーク。
インファナル・アフェア』が出色の出来だったので見劣りする。が、ジャック・ニコルソンマット・デイモンレオナルド・ディカプリオの演技は良い。
悪いのは演出かな。緊迫感が薄かった。ヘタに『3』の内容も取り込んでしまったのも×。
脇役のマーク・ウォールバーグがイイ味の役で目立っている。

ダーウィンの悪夢 60点
環境問題、アフリカ問題に興味を持つ者として、また社会派映画好きとして、抑えておきたかった映画。
が、映画ではなかった。ドキュメンタリー映像。
一番辛いのは、監督またはインタビューアが持っていきたい話の方向が強引で興ざめするところ。


が、この映画見終わった後に仲間と30分は、映画の中のシーンや台詞(インタビューの答え)について話し合うことができた。
そういうネタとしての価値が高い。
ある意味当然でずるい話なんだが、現実の映像ってのは圧倒的な力を持っている。監督も制作も要らない。
作り手の意図とは関係無しに、私にとっては価値のある、意味のある映像を見ることができた。
どうせ何も出来ない。けど、だからといって知らずにいて良いわけがない。そういう映像。


「テレビで見れる」レベルというのは本当。
テレビを持っていないので、私にとっては映画で良かった。どうせ映画にすればテレビでもDVDでも見られる。
よく配給が(しかもロードショーのが)ついたなというのは、正直な感想だ。


だから、テレビや雑誌で大々的に取り上げて観客動員しているのか。
是非頑張ってくれ。間違って見ちゃった観客でも、見て貰った方が良い。

・ラッキーナンバー7 65点

タイトルが間違っている。本当は「ラッキーナンバースレイブン(SLEVIN)」どうしてこの邦題にしちゃったのか謎。
「おしゃれなクライム映画」…という分類は間違ってないが、そこから期待される系統とはちょっと違う。
より正確には「ちょっとアート入った人情復讐劇」。そう言い換えると急に見たくなくなる。


どんでん返しとかを狙ったシナリオなのだが今ひとつ。割と単純な話。
しかも結構意味不明なツッコミどころを残す甘さあり。
主演のジョシュ・ハートネットが良かった。

朝飯:コーンスープ、チーズ、みかん/昼飯:さかえやのお造り御膳/夕飯:さかえや